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大相撲中継・アナウンサーのプロ精神 5/14/10

May 14, 2010

相撲大ファンとして、毎場所事にロサンゼルスから、一人相撲観戦に15日間を賭けている私です。毎日見ていると、相撲中継アナにも、一度もお会いした事がないのに、とても近親間を持ってしまいます。その知識の深さ、リアクションの速さ、解説の親方との絶妙なやり取りなど、その絶妙な語り口に、「舌を巻いて」しまいます。藤井アナ、岩佐アナ、吉田アナ、大阪アナ、三瓶アナなど、どの方も実は秘かに応援しています。特に私が好きなのは、北の富士さんと藤井アナのコンビ。私の勝手な思い込みですが、何故か北の富士さんが解説にいらっしゃる時は、圧倒的に藤井アナがお隣に座られているのでは。北の富士さんを巧みに誘導なさり、お二人のやり取りの痛快さに、相撲観戦が何倍も面白くなります。北の富士さんは、お年を重ねられ、益々素敵に。男振りも上がっています。お話も、ご自身の横綱体験から、九重親方(元横綱千代の富士)や八角親方(元横綱北勝海)を育てられた師匠としての経験等、大変納得させられるものが多いんですね。舞の海さんは、独自の角度から、それぞれの相撲をすぱっと切り取り解説。この方なしでは、相撲観戦は出来ないという地位にいらっしゃいます。又、音羽山親方、デーモン小暮閣下の解説も好きですよ。解説としてのお役目も、相撲協会内で交代で行われるので、審判部に入られると、審判席でのお顔だけ拝見となりますね。閑話休題。相撲には、様々な局面があり、奥が深い、という事です。