仮面山荘殺人事件  東野圭吾  講談社文庫  1/5/13

January 5, 2013

どんでんがえしの推理小説。1990年に発表された作品で、東野さんの初期のものだ。文体が最近のものと大きく違い、ちょっと戸惑いを感じる方もあるかもしれない。この20年くらいの間に変化して来たのかなあ、と思いつつ、この本の後に、2010年に発表された「白銀ジャック」を読んで、文体に共通点を感じ、東野さんは沢山の抽斗を持っていることに納得。様々な抽斗から、その場にふさわしい文体、語り口を選ぶんですね。どちらも、舞台が絞られていて、一箇所の狭い人間関係の中から、事件が起こり、そして解決へ。割と、シンプルなストーリー展開だけど、読者を惹き付ける力はすごいです。ぐぐっと、引き込まれますよ。

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