ノルウエイの森  村上春樹   講談社  12/21/14

December 21, 2014

何度目かなあ。。。この本読むの。何だけ、訳もなく急に読みたくなってしまった。これは、多分にホームシックかも。(数年前に映画にもなって、ロスアンジェルスで試写会を見た。ちょっと本とは違う印象でがっかりきたけど、映像は確かに美しかった。)村上さんの本って、アメリカ文学の翻訳調だ、っていう人もいるし、それも当たっている感じもするけど、でもやっぱり独自の村上ワールドで、感受性が敏感で、素敵。村上さんと世代は違うとはいえ、ロンドンブーツはいて、ベルボトムのジーパン(ジーンズじゃなくて)に長髪のお兄ちゃん達が闊歩していた新宿を熟知していた私は、自然に彼の本の世界に溶け込める。ネットもなく、携帯もなく、人と人とのコミュニケーションがもっとゆっくりと、廻っていた時代。今から何十年先に、この2014年をどうやって懐かしく思うんだろうか。もっとテクノロジーが発展して、今我々が持っているものが、ノスタルジーになるのだろうか。不思議。。。全編に流れる、とてつもない優しさ、若さゆえのどうしようもなさ、孤独、死、そして生、愛。2日間、「ノルウエイの森」に浸ってしまった。

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