正妻 慶喜と美賀子 上・下 林真理子 講談社 2/19/15

February 19, 2015

新聞連載小説に加筆修正された、長編小説。はっきり言ってとてもおもしろかった。江戸時代最後の将軍になった徳川慶喜に嫁いだ公家の姫、美賀子。徳川幕府が崩壊し、明治維新が始まった時代の今まであまり触れられることのなかった歴史に焦点を当てた小説。女性の視点から書かれ、世俗から離れた公家の姫が、「普通」の人になっていく姿を描く。もちろん、どんなことも、焦点の持っていきかたによって、話の展開は大きく変わる訳で(離婚協議が良い例!)、これが、男目線で、慶喜から見た美賀子を描いたら、また、それも面白いかも。明治維新の歴史について、新しいことを学んだ気がする。

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