無花果の森  小池真理子  日本経済新聞出版社 8/5/15

August 7, 2015

美しい話だと思う。最近読む本に、頻繁にDVの話が出てくるけれど、これは、今まで余り語られなかった家庭内暴力が、陽の目を見たという事なのかなあ。DVの連鎖についても語られているし。夫から逃げて来た妻と、警察から罪を着せられ逃げている男の、静かな、それでいて、とても強い恋愛小説だ。ちょっと湿った、でも、美しい世界は、小池真理子の骨頂だと思う。恋愛するカップルを取り巻く人々も、とても良い具合に設置されている。新聞小説だったので、きっと読者はワクワクしながら、毎日の夕刊を楽しみにしていたのでは。。

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