R.P.O. 宮部みゆき  集英社文庫  

October 24, 2015

心理描写が深い、ミステリー。基本的に舞台は一か所。警察内の取調室とそれに隣接する取り調べ室をミラーごしの見られる部屋。舞台は極めてシンプル。だけど、そこで繰り広げられるドラマは、すさまじい。役者は、大物がそろっている。何か、舞台でのお芝居を見ているような気にもなってくる。二転三転する中で、次第に真相が明らかになってくる。それも真犯人が自分を追い詰めていくのだ。読者も時には、だまされてしまう設定の見事さ。ミステリー界の女王(こんな言葉、宮部さんはとっても嫌いだろうけれど。)にふさわしい、読者の心にドカンとくる一冊。

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