政と源  三浦しをん  集英社 12/24/26

December 24, 2016

三浦さんの引き出しの多さには、いつも驚かされるけど、これは、又新しい語り口調だ。まさに、江戸っ子、べらんめえの世界。東京の一角に、こういう世界が今でもあるんだ、という事を教えてくれた、貴重な一冊にもなった。今度日本に帰ったら、是非隅田川、荒川三角地帯をお邪魔してみたいものだ!三浦さんは、どんな時にも、どんな世界でも、(今まで知る限りは。。)その時々の語り口調で、美しく、希望にあふれ、かつ現実的で、誇張はなく、誰の心にでも住んでいるような、そしてそれに気付かない心の襞を、書く。次回又、三浦さんの御本を開き、新しい主人公達に逢うのが、待ち遠しい。すごい作家だと、心底思います。