学園のパーシモン  井上荒野  文芸春秋社 3/6/17

March 6, 2017

かなりカッコ良いテーマ、「赤い手紙」が学園を覆うというものなんだけど、何か消化不良っぽい展開。赤い手紙と柿(パーシモン)をかけての題名も素敵だなあと、思うんだけど、何故か的が絞れない。登場人物の葛藤はとっても良いと思うんだけど、登場するそれぞれの家庭状況が、恐ろしく現実離れしているところが、物語性に欠ける気が。。。文句はこれくらいにしましょう。文章は流石井上荒野さん!テンポが良く、スムースな筆の滑りかたです。