祈りの幕が下りる時 東野圭吾 講談社 5/18/17

May 18, 2017

東野さんは、いつだって凄い。ダイナミックだけど、とても悲しいお話しを書く。主人公の父親の献身、それが彼の人生の指標になり、この小説の根幹になる。「赤い指」「手紙」に続く家族愛を書いた名作だと思う。俗に言うミステリー小説の分野もお得意だけど、東野さんの凄さはやっぱりヒューマニズムにあると思う。生きる事の意味、何を心の中に携えながら毎日を送り、一生を終えるのか。「幸せは自分で決めるもの」と言われるけど、本当にそうだと感じさせる一冊。是非読んで下さい。