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悪意 東野圭吾 講談社文庫 6/27/17

June 27, 2017

一転二転三転・・・一つのベールを解き明かすと、次のベールに包まれ、又闇の中へ。「悪意」の最高の解釈で、犯人像を作り上げ、犯人が思いもしなかった角度から、その謎を明かす。きちんと頭の中を整理して読んでいないと、複雑かつ巧妙なトリックにまんまと引っかかり、蜘蛛の巣にからまれるように、にっちもさっちもいかなくなる。そして読者もその蜘蛛の巣にからまれ、本から離れられなくなる。ずっしりした推理小説が読みたければ、この「悪意」是非読んでね!