だから荒野 桐野夏生 毎日新聞社 11/24/17

November 24, 2017

「だから荒野」とは、まさに言い得て妙な題名。人生、見回すと荒野だらけ。ちょっと箱入りの妻が、家庭の荒野に我慢がならなくなり、奔走。そこから、更に深い荒野を見、どん底まで行ったところで、一辺の光りを探り当て、這い上がる強さを身に着けるお話し。ここまで、お人好しな、ある意味守られて来た「奥さん」というのも、なかなかいないとは思うけど、中年女性へのエールとも言える小説(かなあ??)。面白い視点だと思うけど、何か現実的にしっくり来ず、かと言ってファンタジーでもなく。。。桐野さんの御本は大好きなのだけど、今回は心にガツンと来ず!