世にも奇妙な君物語 朝井リヨウ 講談社  5/23/18

May 23, 2018

前回の「少女は卒業しない」で。朝井さんへの批判を全面撤回した私が、もうこの本では平身低頭、土下座しています。すごい本を書かれましたね!四谷怪談現代版、とも言うのでしょうか、おどろおどろしい人間の本性を書いていらっしゃる!それも、ちょっとしたミステリータッチで。5編の短編から成り、こちらはそれぞれに全く連続しておらず(「少女は卒業しない」の短編集は、連続してもいたので)、完全に独立、独歩。一編、一編に、背筋が寒くなるような「おち」がついていて、次が騙されないぞ!と臨んでも、又どんでん返しに合うんです。読まれる時は自分に挑戦のつもりで、どんでん返しの先読みを、お薦めします。これからの、朝井リヨウ、どう進化していくのか、本当に楽しみです。