幸福な食卓 瀬尾まいこ 講談社 10/31/19

October 31, 2019

「父さんは今日で父さんを辞めようと思う。」という冒頭の一文。どう思います?淡々と言わせているけれど、実はとっても深くて、重い。ここに至るまでの、「父さん」の葛藤いかに!そしてもちろん、次のページに「父さんを辞めるってどういうこと?」という娘の言葉が続く。この本は、この大きくて、でもどこにでも転がっている、基本的な役割から自由になること。そして、不自由になること。そして気持ちの伸縮性というのか、自分感というのか、つまりは、「愛」に完結される、と私は思うんです。素敵な本ですよ!