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初場所!1/17/10

January 18, 2010

待望の一月場所が、中日を過ぎ、幕内は混戦状態です。杷瑠都の活躍で、これからの取り組みが益々楽しみ!千代大海関の引退が大きなニュースですが、あの引退会見での晴々とした表情は、これまでの相撲人生を物語っていたように思いました。そして、親方の九重親方(私のヒーロー!)のおっしゃっていた、あのやんちゃ坊主がーーというお言葉、優しさに溢れていましたね。千代大海関、本当にご苦労様でした。長い間重責の地位、大関として務めて、数々の名場面、名勝負を私達に見せて下さいました。そして、魁皇関の前人未到の記録更新も、ご本人は謙虚に語っておられますが、これはとんでもない事です。今後も白星毎に、記録をのばしていく訳ですから、本当にすごい!そして、皆の力の源でもあるのが、魁皇関の頑張っているお姿です。36歳という年齢、大型力士という事、長く取り続けていけるのは、何と言ってもご本人の努力一本だと思います。本当に頭が下がります。

昨日の大相撲中継は、あの貴乃花親方の解説で、堪能させてもらいました。とても繊細な語り口で、取り組みを分析して下さって、これからもどんどんと、テレビ中継解説として、出演して頂きたいと思います。現役の時に(こちらが勝手に)イメージしているご本人像と、引退後解説者としてテレビ出演して私達の前に出ていらっしゃるお相撲さんというのは、いつも大きく違って、親方として再び大ファンになってしまいます!国技館などで、ふらっと歩いていらっしゃる現役引退後の親方達、又は入り口のチケット切りの所にいらっしゃる親方達、とてもフレンドリーに接して下さって嬉しいです。

一大相撲ファンとして、今年も胸躍るような取り組み、迫力あるぶつかりあい、業師といわれるお相撲さん達の攻防、楽しみにしています。

今年最初のピアノリサイタル  1/10/10

January 11, 2010

昨日の土曜日、ロスアンジェルス交響楽団を支えるいくつかのコミッテイーグループの一つで、演奏する機会に恵まれました。そのグループの45周年記念で、大変美しいクラークライブラリー内の音楽ホール(写真をご覧下さい)で、演奏させて頂く事が出来ました。ロスアンジェルスはとても大きな都市で、コンサートホールといっても沢山あり、このクラークライブラリーは、私にとって始めての機会でした。ヨーロッパのお城風で、音響も素晴らしい場所でした!ロスアンジェルス交響楽団のこうしたグループでの演奏は、ソロのときもありますが、楽団の人達との室内楽もあり、私の大好きな演奏の機会の一つです。演奏そのものも楽しみですが、音楽が大好きで、音楽をサポートする事を心から喜びとしている方達と、演奏を通じて知り合いになり、お話をする機会が持てるのは、私にとっても大好きな一時です。そして、必ずお洒落な食べ物とお酒が出て、それを囲みながら、皆さんとお話をするのは、本当に楽しいですよ!

今回も、いつも通り、作曲家や作品について楽しくで興味深いお話をしながら演奏会を進めました。プログラムは、グラナドス・ヴァルス ポエテイコ、ピアッゾーラ・コントラバヒッシモ、モンプー・カンシオン イ ダンザス、ラフマニノフ・Op. 23 #2、#5、Op.32 #5、カプステイン・トカテイーナ、ガーシュイン・ラプソデイー イン ブルー。こちらも楽しんで演奏出来ましたが、お客様も喜んで下さって、今年初のソロの演奏会としては、成功!だったと思います。今年も、自分に正直に演奏活動続けていけたら良いなあと、願っています。

明けましておめでとうございます。1/7/10

January 7, 2010

2010年も早いもので、もう一週間が過ぎましたね!改めて、

明けましておめでとうございます!

日本のお正月はどうですか?私は暮れぎりぎりまで、主人の家族達を訪ね、インデアナ州に行っていました。冬にアメリカの中西部に行くのは、時として雪、吹雪、霧などで、予定が大幅に狂う事が多いのですが、今回はテキサスのダラス経由(南を廻って)で行ったので、スムースで冷や汗をかくこともなく、順調な旅でした!カリフォルニアに住んでいると、四季が余りなく、毎日青空、屋外活動で大変結構なのですが、時には冬景色の中で、うんと寒い思いをするのも、逆に贅沢という感じですね。北国の方たちには、申し訳ないのですがーー。

暮れから年の始めにかけて、演奏の機会がいくつかあり、インデアナの家族の家でも、遊びつつも実はずっと練習をしていました。11月から続いていた、いろいろなチェリストとの演奏がこの6日に一応終了。今は、9日のソロの演奏に向けて集中しています。今回も私の大好きな作曲家、作品を集めていて、練習にも身が入る!というものです。このプログラムは、この春のシーズン中他の場所でも演奏する予定です。今日も今さっき、2月初めにベーストロンボーンの人と演奏するコンサートの楽譜が郵送で届き、来週のフルートの曲と併せて、現在私のピアノの上で待機中(!)です。

時には忙しく、ブログを更新するのが、おなまけ(!)になりますが、出来るだけ近況をお知らせしていきたいとおもいますので、本年もどうぞよろしくお願いします。

大学のピアノの生徒の演奏会 12/8/09

December 8, 2009

毎学期、ピアノのレッスンのまとめとして、大学の小ホールで演奏会を開いています(フォトギャラリーをご覧下さい。16人いる生徒の中で、一人が最後まで残れず、一人がお父さんの病気で演奏会に参加出来ず、14人が写っています。)私の教えているオクシデンタル(Occidental College)大学は、音楽大学ではないので、もちろん音楽科でない生徒もいるし、それぞれにこの学期中に一生懸命練習して来た曲を演奏します。教えている私も緊張(自分の演奏会より、時には緊張!)しますが、中には人前で始めて演奏する生徒もいて、それぞれに緊張の瞬間です。でもこうやって肩のこらないとはいえ、演奏会を持つ事で、練習にも張りが出るし、何といっても演奏後は演奏の出来はともかく、「演奏した!」という満足感があり、とても有意義だと思っています。大学を離れれば、こういった演奏の機会がなくなる生徒も多いですし、大学生活の一ページとしても、良い思い出になると思います。今学期は、16人生徒がいて、どの生徒ともとても楽しい、満足の行く音楽の勉強が出来たと、思います。忙しくて、ピアノに時間がさけなくてイライラした生徒、選んだ曲がちょっと難しくて苦労した生徒、それぞれですが、皆音楽が大好き!周囲に強要されている訳ではないので、皆自分の意思でピアノのレッスンを選択しています。もちろん、一人々レベルも違うし、演奏したい曲も違うし、目的も違うので、昨日の演奏会のプログラムは千差万別でした。クラシックの所謂大御所、ベートーベン、モーツアルト、ショパン、ドビュッシー、グラナドス、ブルグミューラーから、弾き語り、自作のジャズの曲、ジョージ・ウインストン、ブロードウエイの曲、など、様々です。何だかどの生徒も愛おしくて、私も他のお客様に混じって、大きな拍手をしていました。来週から、1月の19日まで冬休み。私も1月からの演奏会に備えて、これからは自分の為の練習に専念です!皆様も、どうぞ良い年の瀬をお過ごし下さい。

自分らしさに誇りを持つ事  12/1/09

December 1, 2009

私が教えている大学では、生徒達が気楽に演奏の場を持てるように、金曜日の午後にコンサートが開かれます。これは、学期中に4-5回あって、基本的には誰でも演奏する事が出来ます。私の生徒も時々演奏するので、応援がてら顔を出すのですが、その時にいつも思う事があります。演奏する音楽も様々なら、着ている洋服も全く違うし、自分の曲に対してユーモアたっぷり話す生徒もいれば、ステージに出ていって演奏してそのまま、という生徒もいるし、実に多様なのです。一番最近のコンサートでは、私の生徒2人が演奏したのですが、一人はショパンの練習曲、もう一人は弾き語りで、という具合です。その他にも、エレクトリックギターの2重奏やら、弦楽四重奏、ドイツ歌曲、など、一人々が自分のやりたいものを、演奏しました。そして、服装も、ジーンズにTシャツから、コンサート用ドレスの子まで、いろいろ。又、セクシャルオリエンテーションの主張もあるし、実にのびのびとしています。この風景を見ていて、いつもとっても良いなあ、と真に感じます。だから、お嬢さんっぽい服装だからこの生徒は良い生徒、とか、ボロボロのジーンズで、刺青しているから、だめな奴だ、などという事は全くないのです。中身勝負です!日本のように誰々がこうするから、自分もこうする、という発想がないんです。自分のやっている事、又自分自身に自信を持てば、他の人の良さも素直に認められるし、健康な関係が生まれると思います。私も沢山の修羅場をくぐり抜け、思う事は、世間や他人に気兼ねして自分の行動を決めるのも、もちろん一理あるし、生き方の所作ではあるけれど、世間や他人は、物事が上手くいかなかった時には責任は持ってくれない、という事です。そして、自分を精一杯好きになって、自信を持つことですね。これは、時に陥る、おおげさに自慢する、とか、人を貶す、とは、全く正反対の事ですよ!本当に、誰一人として、同じ人はいないのですから、自分を愛しんで、人を愛しんで、生きたいですね。

ロスアンジェルスの暮らし 11/28/09

November 28, 2009

この2週間ほど、大きなプロジェクトがあり、何だか気持ちも時間も24時間それに向いていたのですが、それが一段落。ちょっと、ゆっくりした週末を過ごしています。今晩は若手のチェリスト・ダニエルとの演奏会ですが、それまでの時間はフリー(やった!)なので、久しぶりに映画でもーー、と思っています。ロスアンジェルスの我が家の暮らしは、まさに自然の中。ここ数年は鳥の餌場も作っているので、沢山の鳥がやって来て、目も耳も楽しませてくれます。日本では珍しい蜂鳥(ハミングバード)も、お馴染みの顔ぶれです。それに加え、アライグマの親子(フォトギャラリーをご覧ください)、パッサムなども、庭には出没。近所の山から、鹿やカヨーテ(小型の狼)なども下りて来て、ゆったりとした時間を過ごすのには、最適の環境です。それでも、ロスアンジェルスの中心から30分弱ですから、仕事にも便利という訳です。

昨晩は冷え込んだので、近場の山に雪がかぶっていて、いつになくお洒落です。これは、まさにロスアンジェルス。朝スキーに行って、午後からビーチを楽しみ、ハリウッドの夜を楽しむ、という語源通りです。これから寒くなりますが、まだまだ庭のバラ(これもフォトギャラリーを)は元気一杯で、当分楽しませてくれるのではないでしょうか。それに、今年もオレンジ、グレープフルーツとも豊作なので、毎朝ジュースにしたり、そのままで食べたりと、自然の味を満喫しています。大学も10日には、今学期のピアノの試験があって、私の仕事は終了。それまで、ひと踏ん張りです!

ベルリンフィルハーモニー交響楽団 ロスアンジェルスコンサート 11/27/09

November 28, 2009

今週24日(火)に、デイズニーコンサートホールで、ベルリンフィルハーモニーのコンサートがあり、行って来ました。ロスアンジェルスでは2回公演があり、その2晩目のコンサート。満員だなあと思うコンサートには何度も行っていますが、これほどホールが一杯というのも珍しいくらい!観客席の静かな熱気もすごかったです。そして、皆が息を呑んで聞いているのが、ビシビシ伝わって来ましたね。だって、演奏中に本当に静かで、咳もなし、のど飴をかさかさ開ける音もなし、プログラムをばさばさする音もなし。

演奏はとにかく素晴らしかったです。団員一人一人のエネルギーがバンバン伝わって来るし、それがアンサンブルとなって一つの音楽にまとめ上げる指揮者のサイモン・ラトルもすごい!ホールの空気を、彼らの音楽で埋め尽くし、聞いている我々を捉えて離さなかったコンサートは、あっという間に時間が流れていましたね。演奏曲目は、マイスタージンガー・オーヴァーチュア、ブラームス・交響曲2番、シェ-ンベルク・チェンバーシンフォニー一番。サイモン・ラトルは、すべての曲をスコアなしで指揮し、オーケストラと一体となり、ものすごいエネルギーを生み出しました。それと、観客の中に沢山音楽家仲間がいて、それだけ関心度の高さがあるという事だなあ、と思いました。友人達とコンサートの後で、興奮していろいろと話しました!やはり世界のベルリン!じっくりとした演奏曲目で、ロスアンジェルスの観客を圧倒し尽くしました。圧巻!

バッハ カンタータ106番 歌詞の重さ 11/14/09

November 14, 2009

数週間前に、このバッハのカンタータ106番の演奏を聞く機会に恵まれました。この曲を聴くのは初めてで、何の先入観もなかったけれど、歌詞の素晴らしさと音楽の美しさにただただ、感動しました。演奏の後に、来ていた人といろいろと話をしたけれど、皆一致して、自分のお葬式にはこの曲を演奏して欲しいと思っていました。この歌詞は聖書の様々な部分から取られていて、多分バッハの叔父さんのお葬式に書かれたのではと、言われているようです。コーラスとソロの歌う中で歌詞を追いながら、古楽器の奏でる暖かい響きを聞くと、何とも言われない希望に満ちた、そしてとても力強い気持ちになります。まさに、希望です。著作権については、専門家ではありませんが、多分大丈夫だと思うので、歌詞全文日本語訳を載せますので、読んでみて下さい。

 
神の時は いとも ただし
主に 生き はたらき, われら あるなりわれら 死に さとからしめよ        (詩編90:12)

みこころの ままに 定められたる とき われら 死す  (使徒行伝17:28)

主よ さとらせたまえ われらに 死すべき ことを
なが 家を ととのえよ
なんじ 死にて 世を 去ればなり     (イザヤ38:1)

ふるき さだめ ひとは 死すべきなり  
しかり 来ませ 主イェス    (外典シラク14:18、黙示録22:20)

なが み手に ゆだねまつる わが たまを
あがない主 まことの 主よ(詩編31:6)

われと ともに きょう なんじ 天つ国に あるべし(ルカ23:43)

われは 去りゆく
やすらかに
こころ なぐさめられ
しずけく
主 われに 告げぬ
死は 眠りと なれり(Martin Luther 1524 第1節)

みさかえ ほまれは
父と 子なる 神に
きよき みたまに
われらに
勝利を たもう
イェスに より アーメン

私の好きな詩ーー 吉野 弘 「祝婚歌」 11/9/09

November 9, 2009

今回は、私の好きな詩をご紹介したいと思います。吉野 弘さんの『祝婚歌』の著作権に関しては、「イッセーおやじの中年のひとりごと」に吉野さんご本人のお考えが紹介されていますので、それを参考にして独断で、皆様に是非読んで頂きたく掲載させて頂きました。この詩は、夫婦間だけに限らず、人と人との関係に、とても大事なことを問いかけていると思います。私ももっと若いうちに、こういうことが分かっていればなあーー、と今更ながら思います。

祝婚歌 吉野 弘 
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい

マイケルジャクソンvsモーツアルト 10/24/09

October 24, 2009

この二人って、もう沢山の共通項がある事にお気付きですか。まず、二人とも神童だった事。モーツアルトは7歳で、すでにちゃんとした音楽を作曲しているし(という事はその前に楽器をマスターしていた訳)、マイケルはももっと早くからジャクソンファイブの一員として、飛び抜けたダンス、歌の才能を発揮していましたね。そして、その天才ぶりが災いし、二人ともいわゆる普通の子供時代を送れなかったんです。モーツアルトのお父さんレオポルドは、完全にステージパパで、もうあちこちに息子を見せびらかしていましたし、マイケルはテレビにコンサートに、もう大忙しです。200年の歳月の差はあるものの、全く似たような子供達です。そして、紆余曲折はあるものの、生涯音楽とともに歩み、短命のうちに生涯を閉じた両人です。そして、その死因が、毒に関係するであろうという事。マイケルはドラッグ中毒で、モーツアルトはサリエリに毒殺されたのではないかという憶測です。唯一違うのは、マイケルが栄光と富の中で亡くなったのに比べ、モーツアルトは貧困の中で亡くなったことでしょうか。二人とも歴史に大きな足跡を残しましたが、どのような想いで生涯を閉じたのかーーーー、私達もいろいろと考えてしまいますね。